Sketchの使い方:インスペクタを使いこなそう、テキストフィールド入力の小技。

更新日:2016年11月30日

基本のインターフェースで説明した「インスペクタ」についてもう少し掘り下げて解説します。

インスペクタ内のテキストフィールド

インスペクタ内には選択しているレイヤーの位置やサイズ、回転や角丸の角度などを入力するテキストフィールドがあります。変更したいテキストフィールドを選択肢、キーボードの上下キーを押すと値が増減します(右側に表示される上下矢印ボタンでも同じ動作)。またテキストを手入力することもできます。

general-attributes

Shiftを押しながら上下キー

テキストフィールド内でShiftを押しながら上下キーを押すと、値が10ずつ増減します。

Optionを押しながら上下キー

テキストフィールド内でOptionを押しながら上下キーを押すと、値が0.1ずつ増減します。

数学演算を利用した入力

テキスト内では加算、減算、除算、乗算ができます。例えば「100*2」と入力すると、その結果の「200」が入力されます。

長方形のそれぞれの角の半径を変える

長方形のオブジェクトを選択してRadiusを入力する場合、「/」を入力すると1箇所ずつの角度を入力できます。例えば「10/20/30/40」と入力すると、それぞれの角に10度・20度・30度・40度が反映されます。

アートボードに対する比率を入力する

テキストフィールドに「○%」と入力すると、アートボードに対する比率が計算されて入力されます。例えばアートボードのWidthが500になっていて、変更したいレイヤーのWidthに50%と入力すると250になって反映されます。

スクラブ値で調整する

テキストフィールドの下にあたりにマウスカーソルを持ってくると、マウスカーソルが矢印に変化します。このまま左右にマウスをスライドするとテキストフィールド内の値が上下に変化します。

以上、Sketchのインスペクタのテキストフィールドの使い方でした!

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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