必読!フェイスブック 不屈の未来戦略が面白かったのでオススメしたい。

更新日:2017年7月19日

Facebookの誕生を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」の続編とも言えるべき本、「フェイスブック 不屈の未来戦略」を読みました。これがとても良かった!IT・Web業界で働いている人にはぜひ読んでほしい良書でしたので紹介したいと思います。
(Facebookが生まれるまでを知りたい人は「フェイスブック 若き天才の野望」もオススメです)

フェイスブック 不屈の未来戦略


フェイスブック 不屈の未来戦略 (T’s BUSINESS DESIGN)

もくじ
・フェイスブックが誕生するまで
・小さなサービスが大企業になるまでに得た10の教訓
・フェイスブックが思い描く未来
・最後に

グロースハックの教科書。価値を生み出し、ビジネスを成立させるまで

この本の核となるパートは「小さなサービスが大企業になるまでに得た10の教訓」というところ。
大学生だけのクローズドなサービスから、どうやってユーザーを増やしていったのか。そしてgoogle+などの競合との戦い、InstagramやWhatsAppなどの大型買収、事業のマネタイズなど。あらゆる側面からFacebookの成長について解説されています。
率直な感想なんですが、買収などで派手なニュースが飛び交うこともありますが、ホント愚直にユーザーと向き合ってプロダクト改善をしているんだろうな〜と。
今フェイスブックのユーザー数は19億人なんだそうです。すごいな19億人。

先進国でFacebookが普及しない国は…?

本の中で気になったネタの一つ。
・中国
・ロシア
・韓国
・日本
この4つはインターネットが普及する先進国の中でFacebookが首位になれていない国なのだそうです。
日本はそう、LINEのほうが強いんですよね。LINEはFacebookの倍のユーザー数なんだそうです。

「インターネット」という言葉を知らない人が数十億人いるらしい

世界にはインターネットを使える環境にない人が40億人いるのだそうです。
しかもFacebookの調査によると、インターネットを使ったことがない人のほとんどがインターネットで何ができるか知らない、そして半分の人は「インターネット」という言葉を知らなかったのだそうです。これにはホント衝撃。
FacebookはInternet.orgとかで無料でインターネットを提供するような活動をずっと続けてますが、これがお金になるかといったらいつなるかもわからない。でもザッカーバーグ氏をはじめとしてFacebookの思いは世界を繋げるということ。強い使命感があるあらこそ、今日までやって来れたんですねきっと。

やっぱFacebookすごいよ。

先日、Facebookで「○○さんが近くにいます」って近くにいる友人についての通知が来たんですよね。その友人は今、海外で働いていて。たまたま東京に帰ってきていたようなんですが、そんな通知がきたので思わず「今東京?」とメッセージを送って、久々に再会。あーすげえなぁ、Facebookがなかったらこんなことはなかった。人々を繋いでるなFacebookと感動いたしました。(ちなみにその友人、なんとFacebookの社員なんです)

そんなわけで「フェイスブック 不屈の未来戦略」、楽しく読ませて頂きました。
ぜひぜひオススメの1冊でございます!

梅木さんもオススメしてた
「フェイスブック 不屈の未来戦略」は起業家なら読んでおいたほうが良い件

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

フェイスブック 不屈の未来戦略 (T’s BUSINESS DESIGN)

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

この記事が気に入ったらいいね・フォローお願いします!

『おすすめ本』の記事