本日リリースされたSketch47のベータですが、この中に以前からBohemiancoding社が開発中と発言していた「Library(ライブラリ)」という機能が追加されました。これまたSketchに革新的な機能が追加されちゃいました。やばいです、これ。
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そもそもライブラリって?
プログラムをかじった事がある人ならお馴染み。Webデザイナーの方でもJavaScriptを書いている方は想像がつくのでは?ライブラリとはもともとはプログラミング的には汎用性のあるプログラムを一つのまとまりにして、何度も何度も同じことを書かなくても使いまわせるようにした、コードの塊のことを指します。プロジェクトの作成を手伝ってくれる部品のようなものです。
Sketchが提供するライブラリ機能は
Sketchで部品というと、触ったことがある人はもう想像がつくと思うのですがSymbol(シンボル)ですね。今回提供されるライブラリ機能とは、このシンボルの塊をよしなに管理してくれる機能のようです。これが特に役に立ちそうなのがチームでSketchによるデザイン制作を行っている場合です。Aさんがライブラリ上でシンボルを追加・更新すると、Bさんにライブラリが更新されたよという通知が届き、内容を確認して反映させることができるとSketchのオンラインドキュメントには記載されています。
クラウドで外部ライブラリ化も可能
ライブラリ自体はクラウドサービス(DropboxやGitHub)で管理をすることができます。友人や同僚との共有も簡単そう。そしてもはやSketchはデザインツールというよりプログラミングツールですね…。なおSketchファイルを読み取り専用にすれば、権限を分けてオーナー以外の人がライブラリを更新できないようにできるみたい?ドキュメントには使っているツール次第というような事が書いてありました。詳しい内容がわかったらまた書きます。
まだベータです、ご利用は計画的に
Sketch47はまだベータ版ですので、仕事で使っているファイルをうっかり編集してしまわないように。他のバージョンで開けなくなる可能性もあります。試してみる際は十分に気をつけて。
Sketch Beta
書き手:小島 芳樹 Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。 Twitter: @yoshikikoji |
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