
LINEが新しい自撮り動画アプリ「egg(エッグ)」をリリースしました。
コンセプトは「もっと自由に自撮りを楽しむことができる」というもので、エフェクトやフィルターだけでなく顔認識に合わせて動くマスクや口を開けると動く装飾、オリジナルのマスクが作れるなどの機能が備わっています。
最近のこういった自撮り動画アプリのブームに火をつけたのは「Snapchat(スナップチャット)」です。SnapchatがLookseryというアプリを買収し、その後Lookseryの機能をまるっとを「レンズ」としてSnapchatに搭載しました。
一方、過去にSnapchatの買収を試みたFacebookが、リリースから4ヶ月の「MSQRD」を買収。こちらはリリース直後から口コミでユーザーが伸び続け、次々に各国のストアのランキングに食い込んでいきました。今後Facebookの何かしらの機能として組み込まれたりアプリ間連携が強化されるかもしれません。
中国のPinGuoが提供するCamera360
NAVERから独立したCampMobileが提供するSNOW
そしてLINEが満を持してリリースしたのが「egg」。実は以前からiOS版はストアには出ていたようで、Android版がストアに並び、おそらく何度かのバージョンアップを経ての今回のプレスリリースということだったようです。
LINEはLINE CONFERENCEでもメッセージアプリ以外のプロダクトでもユーザーを増やしていきたいと言っていたので、これからこういったライトで幅広いユーザーが見込めるアプリは増えていきそうです。
次々に登場する自撮り動画アプリ。そばにいる友人と自撮りを楽しんだりSNSでシェアしてみんなで楽しむことができる、スマホが普及した今だからこそ出来る新しいコミュニケーションの形なのかもしれません。
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書き手:小島 芳樹 Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。 Twitter: @yoshikikoji |
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