給与をもっと自由に。新しい形の即日払いアプリ「Payme」とは?

更新日:2018年10月4日

アルバイト等で働いた際に「すぐに手元にお金が欲しい」と思ったこと、1度はあるかと思います。従来の給与体制だと末締め、翌月払いですぐには振り込まれることはあまりないです。そんな常識を覆すサービスが誕生していました。今日はPaymeというサービスを紹介します。

Paymeとは

Paymeは給与の即日前払いのサービスです。その日までに稼いだ分の70%を限度に、1000円単位で即日払いの申請をすることができます。申請から確認・振込依頼までの手続きはPayme側で処理するため、雇用側・労働側どちらも楽に即日払いができるシステムとなっています。

即日払いを導入することで、1日や数週間だけ人手が足りない場合の「短期アルバイト」の雇用もしやすくなりますし、手っ取り早く働いてすぐに現金が欲しい働き手にとっても働きやすくなります。
特に個人経営の飲食店だと、店主自ら給与計算や事務作業をすべて行う必要があるため、慣れていない人だと時間や手間がかかりがちになります。面倒な事務作業を全て代行できるところも強みになっているようです。働く側からの意見だと、労働時間やそれまでに稼いだ金額をスマホで簡単にチェックできるので、収支が簡単に可視化でき、困った時の保険ができたように感じられ安心感を得られたりお金の管理やしやすくなった、との声もサイトに掲載されています。

とにかくUIがシンプルかつ可愛い

公式サイトからそうですが、デザインがシンプルでポイントポイントにアニメーションが使われていて非常に可愛いです。色も少なく統一されており、イラストを多く使うことで親しみやすい雰囲気になっています。

公式サイトもシンプルなUIをプッシュしている

メニューを右上ではなく右端中央に配置している。

細かい部分にもこだわりが多く感じられ、あまりネットを使わないユーザーにも優しい設計が心掛けられていると思いました。
最近のプロダクトだと CASHKyash なんかもそうですが、お金関連プロダクトのサイトおよびアプリ等は「シンプルかつ、軽い気持ちで始められる親しみ」を感じさせるデザインが増えています。お金は誰しもが使うものなので、こうしたプロダクトは万人が共通して使いやすいインターフェースを目指す必要があります。一番難しいですが、シンプルさと掛け合わせてうまく表現され、工夫された見せ方を実現するサイトが多くいつも驚かされます。

お金の面でも多様化が広がる

最近ではパラレルワークなどの働き方も様々な選択肢が広がっていく中、ついに給与に関しても従来の固定制から前払いや即日払いが実現してきました。固定概念にとらわれない柔軟な生き方の需要が増えてくると、こうしたプロダクトや社会も変わっていきます。
働き手の需要が増えるとこうした給与体制の多様化需要も増えていきますね。様々な雇用体系・ニーズに合わせて行く必要があります。Paymeはまだリリースされたばかりですが、今後のユーザー数の増加や需要にどう合わせて行くのか、推しているシンプルなUIをどう変えて、改良していくのか注目していきたいと思います。

ダウンロードおよび公式サイトはこちら

書き手: もりむし
未経験×独学からデザイナーになりたくてなった人。 フルスタック修行中。
Twitter: @moriom_d

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