旅先の相談がすぐできる!お手軽チャットアプリ「KINPEN」使ってみた。

更新日:2018年10月2日

みなさんは旅行に行く前、おすすめの観光スポットやお店を知りたいけど、検索しても膨大な情報が出てきて億劫になることありませんか?その土地出身などの知り合いが居れば聞くだけで済みますが、そう都合よくいないことが多いかと思います。そんな「困った」を解決するアプリがリリースされていました。

使いかた

使い方は至って簡単で、「その土地に詳しいよ!」と言っている人に聞きたい情報をKINPEN上で聞くだけです。情報は課金されるので、答える側(アプリ上ではキンパルと呼ばれている)にも報酬というメリットがあります。

公式サイトより

KINPENに登録をすると、自分の知っている土地の情報を投稿することができます。
上の写真のように写真なども折り交えながら、オススメのスポットについてコミュニケーションをチャットで行えます。主に1日1000円前後の価格設定が多いので、上記のように「困ったらまたご連絡ください」などと時間をおいてやりとりすることも大丈夫です。相談が終了したらお互いにレビューをつけられ、つけられたレビューはプロフィールや投稿にダイレクトに表示されるようになるので、あまり雑な対応だと今後の相談が来なくなってしまう可能性があります。お互い思いやりを持って接していきたいですね。

ランチで行った店。美味しかったお店。遊びに行った場所など、SNSにアップするついでにKINPENにも登録することで、旅行を計画している方の役に立てる上にキンペルとしての相談頻度も上がります。(こういった情報をしっかり載せている人にキンペルとして相談が舞い込みやすいようです)そしてプラスアルファのチップを獲得でき、また新しい観光名所へ行くモチベーションにも繋がります。

  

また日本だけではなく、海外の方が東京を紹介していたり(英語がスムーズなので、そちらの方がコミュニケーションは取りやすいですね)住んでいなくとも出身地だからとキンパルになったりと使い方は様々あるようです。旅行でよく行くから知っている、というだけでももちろん大丈夫ですし、美味しい店などの簡単な情報であれば「高頻度で出張をする」ような方でも紹介ができますね。

いいところ

ざっと使ってみて、個人的にいいなと思ったところは下記です。

・世界中の情報を知れる(上記のスクリーンショットは日本の観光地ばかりですが、もちろん海外も検索できます)
・そもそも情報は知ってる人から得よう、という根本を突いている。
・キンパル登録には諸々の個人情報(住所や振込口座)を入力するため、キンパルになるには少し手間がいる。その分冷やかし目的などの登録を排除するようにしている。
・外国人に日本の良さを教えることもできるので、海外の方とコミュニケーションを図る良い機会になる。
・ただおすすめ場所を投稿するだけでも良いので、軽いSNSとしても使える。使用の敷居が低い。

中身をみても「〇〇なら任せてください!」と言っている方が多く、相談しやすい印象を受けました。全員が積極的だと聞きづらいなんてこともないですよね。ちなみに「旅先でリアルタイムで困っている」場合でもすぐに相談することができるので(キンパル側でもレスポンス頻度の設定があります)土地勘がない方が現地で困っても大丈夫だそうです。
コミュニケーションツールは設計が難しいところがありますが、AppStoreのレビューも上がってきており、UI的にもどんどんと使いやすくなっているみたいですね。

行かないと知らない情報はたくさんある

昔旅行代理店に勤めていた時は観光地のおすすめをよく聞かれたものですが、行ったこともなく座学だけで学んだ知識と、実際に足を運んで得た知識とでは大きな差があります。現地の空気感などは、旅行が大好きで(または住んでいる)いつもどこかへ足を運んでいる人には敵わないです。
だからこそこういった「実際の口コミ」は信憑性があります。また現代はインターネットが普及しているので、知識を交換し合うのが容易になりました。「旅行の情報が欲しい」というニーズにフォーカスを当て、専用の場とルールを定めるだけで盛り上がっていく良いサービスです。登録者数が増えれば増えるほど、交換される情報も熱量も増えていくと思うので今後の盛り上がりにも注目していきたいですね。

ダウンロードはこちらから

※現在はiOS版のみのリリースがされていて、Android版は開発中とのことです。

書き手: もりむし
未経験×独学からデザイナーになりたくてなった人。 フルスタック修行中。
Twitter: @moriom_d

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