大阪のバリューエージェントというWeb制作会社が公開した「ホームページ作成費用と制作料金と相場」という記事。
ホームページ作成費用と制作料金と相場
ホームページの制作費ってピンキリになっていて。簡単にサイトを作れる無料サービスから、オリジナルのブランディングをほどこしたECサイトまで様々な需要があって、企業が何をやりたいかによって投資金額も変わるし、発注する側もそれなりにマーケティングや技術理解をする必要があり、複雑になってきているのが現状。
そんな中、こういった記事はとても良心的だし、Web制作会社として見積もりの中身を透明化していくことは社会的にも意義あることなんじゃないかと思います。
25ページ150万円は安い?高い?
で、例によってこの記事ははてなブックマークで盛り上がっていたところをたまたま見つけたんですが。コメントを見たら「安すぎ!」みたいなのが結構書かれていて。お?マジか、と思ってもう一度見直してみたんですけど。筆者の感想としては「普通」かなと。
載っていた料金表。(バリューエージェントさん、ご迷惑でしたら削除します)
WordPressへの組み込みも含まれているようです。
25ページ、150万円のサイト構築を1年間で10本回せば年商は1,500万円。1人でもそれぐらいいけそうな気がするし、2〜3人で営業・企画・デザインを分担すればもっともっと回せそう。1ページあたりの単価は5万円。
単価ももちろん大事だが、生産性をあげることも重要
マーケティングのお手伝いや、商品全体のブランディングを手がけるなどして、広告代理店が果たしていたような役割で受注単価を上げている会社が結構多いと思うんですが、Webデザインの現場で生産性をあげる…みたいなところはちょっと目がそれがちかなって感じたりします。最新のツールを導入しないで、古い体制で時間をやたらかけて作ってる現場って結構あるんじゃないですか?
世の中景気はそんなに良くないですし、単価上げて仕事取ってクライアントが儲かってくれれば良いんですけど、厳しそう。25ページ150万って結構妥当な金額じゃないですかね?だからって超ブラックな仕事のやり方しても仕方ない。生産性あげて、クライアントにも喜んでもらって、早く帰って趣味や家族との時間を過ごせるようにしましょう。
昨日書いた「ドキュメントツールのQuipがめっちゃ便利!少人数のスタートアップとかはすぐに使ったほうが良い」が結構たくさん読まれてるみたい。Word・Exel・メールはやめて、Quipみたいな新しいツールで生産性上げていきましょう!!
書き手:小島 芳樹 Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。 Twitter: @yoshikikoji |
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