Framerが800万ドルの資金調達。デザインとコードを近づけるツールへさらに進化?

更新日:2017年11月8日

またまたデザインツールの資金調達ニュース。

800万ドル=日本円で約9億円です。十分すごいんですけど、このあいだのInVisionの1億ドル調達と比べてしまうと…。

Accelについて

Framerの資金調達先はAccelという著名なVC。Facebookに投資したことで有名です。投資中の案件を見てみるとInVisionが…。なんだか競合になりそうな二社ですが…。

FramerとInVisionは何が違うのか?

Framerは今後も忠実度の高いプロトタイピングツールを目指していくようです。ただFramerで書かれたコードってそのままSwiftやHTMLに移せるわけじゃないし…うーん…。

対してInVisionはデザインツール・共有ツールとそれぞれに分けて機能の進化を進め、Webやアプリに関わる人々全員にデザインを中心としたビジネスを実現できるという世界観を打ち出していますね。

Framerはデザイナー向き(少しエンジニア向き?
InVisionはデザイナーからエンジニア、ビジネスサイドや経営さえも巻き込むツール

このスケール感の違いが、今回の資金調達にハッキリと表れている気がしました。

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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