トヨタが発表した「e-Palette」に度肝抜かれた。ECは店がやってくる時代になる…?!

更新日:2018年1月9日

サーバーの代金を支払い忘れていて本サイトを25時間ほど止めてしまいました。25時間も気づかないなんて…。

そんな中、CES2018でトヨタ自動車がとんでもないモノを発表しました。トヨタ自動車は自動車メーカーではなく、モビリティサービス企業へ!

最初、正直なんのことだかよくわかりませんでしたw
自動運転?いや…違うこれは…
これはプラットフォームなのか…?!

お店がまるごと自動運転のEV車に

トヨタが開発中なのは自動運転のEV車。これだけなら各自動車メーカーだけでなく、IT業界も加わってしのぎを削って各社開発しているわけですが、今回発表されたのはモジュール式の自動運転EV車。

何かサービスを提供したい(例えば飲食店や服屋さん)が、車の中を自由にカスタマイズして、移動販売車として利用することができるというもの。

スマホのアプリで「服買いたい」とかリクエストすると、服屋さんの移動販売車が家の近くに来ちゃう。しかも自動運転で。

移動販売車だけではなく、荷物配送・ライドシェアリング・モバイルオフィス・ホテル…などとにかく既存のサービスがひっくり返っちゃうようなことが実現できそう…!

車を買いに来た人が本当に欲しいのは、車ではなく輸送手段である

マーケティングの重要な格言である「ドリルを買いに来た人が欲しいのはドリルではなく穴である」という言葉がありますが、今回のトヨタの発表はまさにそんな感じ…。本当にやりたいのは物や人を、もっと速く運べること。

2020年以降、とんでもないことが起きるかも…?!

ハッキリ言ってこの「e-Palette」は、とんでもない社会の変化をもたらすんじゃないんでしょうか?

2020年の東京五輪では、この車両を使って大会関係者を輸送する大実験を行うのだそうです。ということはこのままいけば10年以内には当たり前のように自動運転による輸送が行われているのかも…?

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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