メディアを簡単にbotに組み込めるサービスBOT TREE for MEDIAを試してみた

更新日:2016年7月11日

個人の活動として取り組んでいるbotソンというbotをテーマにした勉強会の中で、テクニカルクリエイター.comのbot化に取り組んで見ました。

使ってみたのは最近リリースされたBOT TREE for MEDIAというツール。コミュニケーションができるAIを開発しているZEALS発の、5分でWebメディアをBOTにできるツールです。

LINE BOT API Trial Accountを取得する

LINEが発表したLINE BOTのAPIをまずは取得する必要があります。このアカウント、最初は限定の1万人でユーザーを集めていましたが、その後さらに追加募集がありました。筆者は最初の限定ユーザーとして取得してしまったので、すでに保持していたのですが、今も追加募集してるのかも??利用開始ボタンは潰されてなかったのでたぶんまだ取得できるんじゃないでしょうか。

現在、開設されたBOTアカウントについては追加できる友達の数が50と限定されています。申請をすれば5,000人まで上限が開放されるそうですが、botソンに来てくださった方で申請をしたけど音沙汰がないという方がいらっしゃいたので、本当に開放されているアカウントがあるのかは謎です。

本当にノンプラグラミング。設定をもろもろ入力するだけ

LINE BOTの準備ができたら今度はBOT TREEサインアップを行います。こちらわかりやすいステップアップ式のチュートリアルが用意されているので、そのとおりに入力項目を埋めていくだけで完成です。

LINE BOTを友だち追加したときのBOTの発言や質問項目を入れたり、BOT化したいサイトのURLをペタッと貼るだけ。サーバーを用意したり設定する必要もなく、サイトに何かを埋め込んだりという作業をする必要もありません。細かい設定はある程度スキップしてもとりあえず動くのでちょっと試したいだけという方はどんどん先に進んでしまいましょう。

私が触った日はたまたまBOT TREE側にちょっと不具合があり、中の人とやりとりをしながら作業を進めたので時間がかかってしまいましたが、LINE BOTアカウントさえ取得していれば本当に5分でBOTが出来てしまいそうでした。

BOTに話しかけると、記事を教えてくれる

早速出来たBOTに話しかけてみます。こんな感じ!

↑これはBOT TREE管理画面上のプレビュー。

人数限定ですが、ぜひお試しください。

FacebookやTwitterで告知しているのですでにご利用されていらっしゃる方もいるようなのですが、テクニカルクリエイター.comのBOTはこちらのQRコードをLINEで友達追加すると使えるようになります。個人的にはLINE BOTよりFacebook MessengerとかのほうがやりたいのでBOT TREEの今後に期待したいです。

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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