まとめ

UIデザインについて考えるオススメの書籍8選

2016-2-13

今回はUIデザインについて学びたい方に必読の書籍を紹介。インターフェースデザインの概念から実例、実践まで横断的に選出した。

誰のためのデザイン?

 


 
20年以上前に出版された本で、著者のドナルド・A・ノーマンはデザイナーではなく認知心理学者でヒューマンインターフェース研究の草分け的存在。まだスマートフォンが生まれるずっと前に、生活の中で触れるツールと人間の関係性を考察している。ユーザーを中心とした「良いデザイン」とは何か?またなぜデザイナーは良いデザインが作れないのか問いかけている。

インターフェースデザインの心理学

 


 
この本の著者も心理学者で、心理学の研究をデザインに応用するということを長年続けている。科学的な研究にもとづいて、いかにデザインをウェブサイトやアプリケーションに落とし込んでいくかを解説している。

UI GRAPHICS

 


 
UIデザインの有識者のインタビューと、実際のアプリケーションの実例をまとめた本。有識者には研究者や実務に関わるデザイナーなどが多数参加。また実例は様々なジャンルから実際のモバイルアプリの画面が多数掲載されており、画集のように楽しむこともできる。

SF映画で学ぶインターフェースデザイン

 


 
SF映画に使われているインターフェースデザインをもとに、未来のデザインを予測する本。実際の映画を一例に挙げながら、調査・分析を行い、今後の人間の生活にどのようなデザインが行われていくかを解説している。

失敗から学ぶユーザインタフェース

 


 
何かのツールを使っていて、実際に困ったことをBADUI(バッドユーアイ)と定義し、様々な失敗例から使いにくい原因とその対応策を考察している。200を超えるBADUIを写真と状況説明を載せて解説。

プロトタイピング実践ガイド

 


 
ソフトウェア開発においてプロトタイピングは一般的なものになりつつあるが、この本はモバイルアプリにおける「手書き」+「デジタル」によるスマホアプリの効率的なデザイン手法を紹介している。ぜひ読みながら実際に手を動かしてプロトタイピング制作を体験してみて欲しい。

融けるデザイン

 


 
インタラクションの研究者である渡邊恵太氏による初の著書。「自己帰属感」というキーワードを軸に情報設計などを深掘りしていく。机の上の画面の中で完結していたソフトウェア開発から、モバイルそしてウェアラブル・IoTといった流れの中でのデザインの本質を感じることができる。

さよなら、インターフェース

 


 
UIデザインについての本ということでまとめていたが、あえてこの本を最後に紹介する。表紙にもあるが「時代は、NoUI(ノーユーアイ)へ」ということで、本当の目的を達成するために、いつの間にかなんでも画面で表現しようとしていないか、それは目的と手段を履き違えているのではないかという問いかけ。「ベストなインターフェイスは、ノー・インターフェイス(No UI)」

おまけ:AVENGERS AGE OF ULTRON

 


 
SF映画で学ぶインターフェースという本を紹介したので、おまけで映画を一本紹介する。アベンジャーズに出てくるトニー・スターク(アイアンマン)のラボはいつもロボットやコンピューターに囲まれていて、トニーがしゃべったり手をかざすだけで様々なことが出来るようになっている。またアイアンマンのスーツを着用するとヘッドアップディスプレイにたくさんの情報が表示され、トニーはそれをもとにアイアンマンを動かしていく。このインターフェースをデザインしたのはアーティストのJayse Hansen氏で、こちらのサイトで制作の経緯を見ることができる。ぜひご覧頂きたい。
http://cargocollective.com/

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji