東京にある人口1.7万人の町「日の出町」にプチ移住してみて

更新日:2018年5月10日

僕、普段は中野に住んでいるんですが、子供が産まれて嫁の実家に10日ほど移住していました。場所は東京都の多摩地域西部にある日の出町というところです。

日の出町〜東京は車と電車で片道1.5〜2時間ぐらいかかります。

日の出町とは

青梅市とあきる野市の隣りにあるのが日の出町。人口は1.7万人で、各地方で人口減少が続く中、インターチェンジやイオンモールが出来たことによってちょっとだけ人口が増えてなんとか健闘しているという町です。

ちなみに僕が住んでいる中野区は人口32万人。都内だと世田谷区は90万人、練馬区・大田区70万人、という感じなので、まあ…少ないですよね。

日の出町には駅がない

駅がないんですよ。町の中に。1つもない。マジでないんですよ。どうやっていくかというとJR五日市線で武蔵五日市駅・武蔵増戸駅・武蔵引田駅・秋川駅あたりで降りて、そこから徒歩or車です。

しかも五日市線は1時間に二本ぐらいしか走ってません。

花粉やばい

花粉の時期はマジでやばかったです。普段そんなに症状が出ない僕なんですが、嫁の実家についてから目がかゆい・くしゃみでる・何か具合悪いがずっと続いてました。それもそのはず、スギやヒノキが植林された町なのです。

自然やばい

家にいたら「ホーホケキョ」ってウグイスの鳴き声が聞こえます。これは渋谷や新宿行っても味わえない感覚。なんか時間の流れがゆるく感じます。

メイプル超合金の安藤なつの実家がある

メイプル超合金の安藤なつさんの実家があるらしいです。どちらかというと僕はカズレーザーのほうが好きです。

子供の面倒を見つつ、作業作業作業

仕事が結構あったので、子供のおしめを変えたり、お風呂入れたり、ミルクあげながら、作業作業作業…。意外と作業ははかどりました。でも子供のペースに合わせるのでどうしても時間がブツブツ切れちゃうんですよね。作業まで落とし込めてたら良いんですけど、ぼーっと考えごとをする余裕はありませんでした。

コンビニよりイオン

家の近所にコンビニがあったり、30分以内に渋谷や新宿に行けてしまう自分の家とは違い、どこへいくにも車がないとダメ。免許持っててよかったです。そして買い物の行き先はイオンモール日の出。ショッピングモールのなかでも結構大きい方なんじゃないかと思います。

わざわざ都心に出なくても、いろんなものがここで揃っちゃうんですよね。食品や服はもちろん、飲食店も豊富に入っていて、いきなりステーキとか食べれるし。あとは映画館もあるし。ヴィレッジヴァンガードもあるし。時代はマイルドヤンキーなんだなって改めて思いました。

超巨大な大仏ができた

最近、鎌倉の大仏よりデカイ12m超えの大仏が出来て、観光名物になっています。宝光寺ってところにあります。まだ見に行ってません。

仕事がしやすい都心か?子供が育てやすい実家か?

都心だとやっぱり子供が育てづらいですよね。保育園、マジであいてないんですもん。で、保育園は入れたとしてもお迎えいったり風邪引いたときはお休みしなきゃいけなかったりするわけで。

だけど都心でないと、サクッと打ち合わせに出かけたり、特に目的もなくランチで他の会社の人に会ったり、飲み会に誘ってもらったり、勉強会に出席できたりしないわけで。リモートで仕事したりミーティングしたりしてみたけど、物理的な距離は簡単には埋まらなかったです。

夫婦共働きで、これからどうやって生活してばいいのかなぁ、なんて悩むプチ移住期間でした。

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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