よりオープンな制作環境へ。『Figma’s Platform』が発表されました

更新日:2018年3月24日

デザインツールのFigmaが、Figmaを他のツール・スクリプト・Webアプリケーションに接続できるWeb APIを発表しました。彼らはこの構想を『Figma’s Platform』と呼んでいます。

FigmaのAPIを利用して独自の社内ツールの開発も

今回発表されたAPIには3つの機能があります。

①JSONファイル形式でのファイル読み込み
②コメントの読み書き
③ファイル書き出し(svgやpng)

※筆者はFigmaほとんど使ってないんですがこの解釈で合ってますかね?誰か教えてくれるとうれしいです

Uberでは最新のデザインデータをAPIを経由して社内のでっかいディスプレイに常に映し出してメンバーに共有しているそうです。

続々とリリース予定の外部連携

上記以外にも、Figmaデータへの書き込みAPIや、Webhook(これがあればSlack連携もできそう)、拡張機能などが予定されているようです。

さらにはHaiku、Pagedraw、Avocode、Zeplinが連携を発表しています。

デザインツールからプログラムへのデータ受け渡しが容易に

これまでデザイナーがデザインを更新すると、それをエンジニアに伝える作業、パーツの切り抜き、コーディング、そしてビルド…ようやく本番に反映されるという流れでしたが、Figmaが目指しているのはデザインツールで行った作業がそのままダイレクトにプログラムに反映されてビルドされるというような制作環境のようです。これまでもSketchでそういったことを試みているのを何度か見ましたが、Figmaはそれをより簡単にしてくれるのかもしれません。

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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