フロリダ州のオーランドにある「ディズニーワールド」というところに行ってきました。東京からは飛行機を乗り継いで14時間ぐらい掛かりました。あー腰が痛い。
目次
ディズニーワールドとは?
4つのディズニーパーク、2つのディズニーウォーターパーク、6つのゴルフコース、レースサーキット、20のリゾートホテル等を内包する世界最大のアミューズメントリゾート。約122km²という広大な敷地内は、東京の山手線の内側2つ分が丸ごと入ってしまうほど。
(Wikipediaより)
とにかくめちゃくちゃ広いんです。広すぎるのでホテルからテーマパークへ向かうにはバスや船・モノレールに乗って移動しなければなりません。テーマパークというよりは大っきな街なんです。日本の東京ディズニーランドはこの中にある1つのマジックキングダムというものを持ってきたもので、他にも動物園みたいなところやハリウッドの映画やショーをテーマにしたパーク、未来の万博みたいなテーマパークがあります。
マジックバンドとスマホアプリによって実現される魔法の顧客体験
テーマパークやホテルを利用すると「マジックバンド」というものが1人1つ配られます。腕に巻き付けるゴムっぽいバンドで、チケットを購入するとWeb上で色のカスタマイズしたりアクセサリーでデコったりして、自宅やホテルで受け取ることができます。完全防水なのでシャワーを浴びたりプールに入るときも外す必要がありません。そしてこれがあればディズニーワールドの中では財布がいらなくなります。
マジックバンドで出来ること
・ホテルの鍵になる
・テーマパークのチケットになる
・アトラクションの事前予約(Fastpass+)の受付確認ができる
・レストランの予約の受付確認ができる
・パーク内にいるカメラマンが撮った写真をその場で受け取れる
・ディズニーワールド内のあらゆる決済ができる(ショップもレストランも屋台も)
マジックバンドを持っていればディズニーワールド内のあらゆるサービスを端末にタッチするだけで利用できます。そしてこれを支えるのがMy Disney Experienceというアプリです。
スマホアプリで出来ること
・チケットの購入ができる
・アトラクションやレストラン、ショップ、キャラクターが地図上でわかる
・アトラクションの事前予約ができる、待ち時間が把握できる
・レストランの事前予約ができる
・パーク内にいるカメラマンに撮ってもらった写真を確認できる
・自分で決めたプランを確認したり、おすすめのアトラクションやレストランを教えてくれる
マジックバンドとスマホアプリを使えば、予約〜サービス〜決済をとてもスムーズに体験することができます。ディズニーワールドの中だけとは言え、広い敷地面積の中にあるすごい数のアトラクションやレストランやショップをITで支える仕組みが実現できています。こういう体験こそウェアラブルデバイスやらIoTだとかが実現すべき世界だ、というのをガツンとみせつけられたような気持ちになりました。
ミッキーマウスが喋った
ちょっと番外編。マジックキングダムというパークには喋るミッキーがいました。目を瞬きさせ、口をパクパクさせて、英語でペラペラとしゃべったあと、スタッフの人が「日本から来たお客さんだよ」と伝えると一生懸命考えながら「写真、お願いします」と日本語で喋ったミッキー。握手してハグして写真を撮ってもらいました。あーホント魔法だ。
まとめ「ディズニーワールドはシリコンバレーも驚きの未来都市だった」
ちなみにレストランやカメラマンやショップのキャストの人たちが持ち歩いている端末は多くがiPhoneとiPad。他にもレジやマジックバンドのタッチ端末など様々なプロダクトがありました。最新のテクノロジーが実現する都市は魔法のような素晴らしい体験を私にもたらしてくれました。
書き手:小島 芳樹 Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。 Twitter: @yoshikikoji |
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