【iOSアプリ初学者向け】Xcode・Swiftを学ぶときに読んでみたい本5選

更新日:2016年6月19日

何度かiOSアプリづくりにチャレンジしたことがある筆者ですが、これまで自分だけで1本作り上げてリリースしたことはありませんでした。最近、ちゃんと作りたいと思ったアイデアがあったので久々にiOSアプリを作ってみようと思い、初学者向けの本をもう一度読んでみることにしました。いくつか検討している初学者向けの本をまとめてみました。
※おすすめの本まとめではありません。あくまでこれから読んでみようと思っている本の紹介です。

絶対に挫折しない iPhoneアプリ開発「超」入門 増補改訂第4版【Swift 2 & iOS 9】完全対応

前半は言語仕様やXcodeの操作方法について、後半からはサンプルアプリを作りながらより応用的な言語仕様を追う流れ。終盤にストアでの公開の説明やアプリの収益化の話も載っているので、企画や進行管理のお仕事をされている人にも良さそう。

本気ではじめるiPhoneアプリ作り Xcode 7.x+Swift 2.x対応 黒帯エンジニアがしっかり教える基本テクニック (ヤフー黒帯シリーズ)

ヤフー社内では専門的な技術を持った方を「黒帯」として認定して社内・社外での技術普及活動を支援しているそうです。この本はそんな黒帯エンジニアの方が書かれた本。実際に大きな開発現場で使われているノウハウが学べるのがこの本の魅力かなと思いました。

Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書 【Swift 2&Xcode 7対応】 (教科書シリーズ)

Xcodeの操作方法、言語仕様、UIKit(iOS標準のUIパーツ)の説明、サンプルアプリを作る応用編、ストアでの公開方法という流れ。UIKitを1個ずつ細かく説明する流れと、「Webとつながるアプリを作る」という章が特に気になっています。

改訂版 No.1スクール講師陣による 世界一受けたいiPhoneアプリ開発の授業 [iOS 9&Xcode 7&Swift 2対応]

アプリ開発を教える専門スクール「RainbowApps」の講師陣による書籍。Xcodeの操作方法と言語仕様に軽く触れたあと、サンプルアプリを作りながらiOSのAPIについて学んでいく流れ。簡単なサンプルアプリを何個も作れるので、とにかく何でもいいから作ってみたいという人に良さそう。

よくわかるAuto Layout iOSレスポンシブデザインをマスター

iPhone6以降、画面サイズに合わせた画面設計をしなければならなくなりましたが、それを助けてくれるのがAuto Layout。Webデザインでは当たり前になったレスポンシブデザインですが、iPhoneアプリでのレスポンシブデザインを体系的に説明してくれているのがこの本です。私自身も以前Auto Layoutに触った際はそのとっつきづらさに苦労しました。これはデザイナーの方も読んでみても良いのではないでしょうか?

昔は初学者向けの本も少なかったですが、だいぶ丁寧に解説された本が増えてきたように思います。個人的にはFirebaseのようなBaaSを利用してサーバー側のAPIを作りながら、通信を必要とするアプリを1本作ってみる…みたいな内容があったら最高なのになーと思います。

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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