渡邊恵太研究室共同研究成果発表展「IoT時代のインタラクションデザイン」を見てきました

更新日:2018年3月18日

明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科 渡邊恵太研究室共同研究成果発表展「IoT時代のインタラクションデザイン」に行ってきました。



http://keita-lab.jp/exhibition/

2013年に設立された、明治大学総合数理学部先端メディアサイエンス学科 渡邊恵太研究室。この展示会では、5年間の研究活動・企業共同研究の成果が発表されました。

クックパッドとの共同研究「スマート調理」

あらゆる調理器具をIoT化して新しい価値を生み出すという試み

計量スプーンの容量が可変したり、自動的に材料を鍋に投入してくれる機器などがありました。タブレットには調理の手順が表示されます。

3Dプリンターならぬ「ケーキプリンター」。選択された図面通りに生地を出力して、ヒーターで焼くという作業を繰り返して何層かにわたってケーキの生地を焼いていきます。

三菱電機との共同研究「exUI」

あらゆる家電のインターフェースをスマホのアプリに置き換えるという試み

スピーカーをアプリで操作。ARを使ってスピーカーをオルゴールに見せたり、木琴に見立てて音を鳴らすことができました。

スマホアプリで購入できる自販機。中身を開けて見せてもらいました。ほとんどのパーツが3Dプリンターでできていました。

渡邊先生が代表を務めるシードルインタラクションデザイン

Webのエンジニアやデザイナーが簡単に扱うことが出来るモーター「Webmo」などを開発・販売しているシールドインタラクションデザインの展示も。

中央にあるのがWebmo。欲しくなった。

インタラクションデザインはこれからどうなる?

今回の展示ではスマホ・タブレットなどから命令を行うというものが中心でしたが、きっと次の5年後には全く違ったものになっているんじゃないかなーと思いました。タッチによるインタラクションだけではなく、音声やジェスチャーなど。渡邊恵太研究室ではどんなことが研究されていくのか、今後も注目です!

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

この記事が気に入ったらいいね・フォローお願いします!

『コラム』の記事