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スマホと医療で医師不足を解決。遠隔医療サービスを調べてみた。

・高齢化社会
・地方の人口の減少
・スマートフォンの普及
・遠隔診療の事実上の解禁
これらの要因が重なって、昨年よりスマホやタブレットを利用した遠隔医療サービスが続々と登場しています。

そこでいくつかの遠隔医療サービスについて調べてみました。

日本初のスマホ遠隔医療サービス「ポケットドクター」

アプリ内でビデオ通話を通じて医師と相談ができるアプリです。

一般公開はまだのようで、一部の医療機関限定で利用ができるようです。
ポケットドクター

診断から医薬品の配送まで。PORTメディカル

2015年11月半ばにα版をリリースした「ポートメディカル
もともとは人材系やWebメディア事業をやっていた会社ですが、新規事業として医療に進出して、診断から医薬品の配送まで対面を必要としない遠隔医療サービスを実現しようとしています。

現在はβ版の準備中のようです。

オンライン医療相談プラットフォーム「first call」

医師専用コミュニティサイト「MedPeer(メドピア)」を運営するメドピアが昨年完全子会社化した株式会社Mediplatの「first call」というサービスは現在α版でモニター利用ができるようです。内科・精神科・眼科・整形外科など、かなり本格的に利用ができそうな感じ…?スマホでのサービスではなくPCブラウザ(Chrome/Firefox限定)でのサービス提供のようです。

CLINICS、iOSアプリをリリース

医師が作るオンライン病気事典「MEDLEY」を運営するメドレーが、今年の2月よりPCブラウザで提供していた「CLINICS」のiOS版が昨日リリースされました。

予約・オンライン診察・会計までがスマホで出来て、お会計は登録されたクレジットカードで、処方されたお薬も自宅に届くとのこと。現在は10箇所の医療機関の診療を受けられるようです。
メドレーが「CLINICS for iOS」を提供開始、診察をあなたのスマホで
生活習慣病や禁煙、AGAなどの外来を、使い慣れた端末上で受診できます

これからますます医師不足や医療費の問題など課題が増えていきそうな日本の医療事情ですが、インターネットとモバイルデバイスによって解決できそうなことはたくさんありそうです。
遠隔医療はまだまだ始まったばかり。医療の現場でもデザインとテクノロジーの力がより一層求められていきそうです。

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