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ビジネスSNSはどこに向かうのか?LinkedIn・ChatWork・Wantedly

LinkedIn、買収から3ヶ月。教育分野への進出。

先日LinkedInは新サービスLinkedIn LEANINGというサービスを発表しました。社員教育を目的としたコンテンツで、買収したLynda.comをもとに作っているためすでに9000ものコンテンツが用意されているようです。またデスクトップ版はリニューアルが予定されているとのこと。Microsoftに買収してから3ヶ月。少しずつ変化は起きているようです。特にMicrosoftが買収を行った目的として、LinkedInを通じてMS社製品を販売したり、その活用法を知ってもらうことがあったと思うので、今後さらにチャットやフィードにそういった機能が組み込まれていくのではないかと考えられます。LinkedInがMS社の大きな販売代理店のようなものになっていくのかと筆者は考えています。

ChatWork、ビジネスマッチングサービス「ChatWorkコンシュルジュ」サービス開始。

日本だけではなく海外でも利用者が増えているチャットワークですが、新サービスとしてチャット以外のものがはじまりました。今回発表されたのはChatWorkコンシュルジュ。例えば会社で翻訳の作業が発生したとき、どこかの会社に依頼したいけどどうやって探そう…?となったとき、チャットワーク内のコンシュルジュに相談すると、チャットワークがおすすめしている優良企業を紹介してくれるというサービス。

Wantedly、社内ツールの口コミサービス「Wantedly Tools」が見込み顧客の紹介を開始。

求人サービスやビジネス向けチャットSyncを提供しているWantedly社の新サービス「Wantedly Tools」はB to Bツールの口コミサイト。以前から口コミの掲載・投稿については公開されていたのですが、いよいよツールを提供する事業者向けに見込み顧客の獲得ができるサービスがはじまりました。資料のダウンロードをする際に、ダウンロード希望者の連絡先を聞き、それをツール提供事業者に通知するというもの。初期費用0円、成果報酬で1件につき5000円という単価のようです。

ビジネスSNSは事業者に向けてあらゆるサービスを紹介するサービスになっていく?

様々な機能拡充でそれぞれシェアを広げてきたビジネスSNSですが、今後はSNSとしての機能以外にB to Bのビジネスの販路としての展開を進めていきそうです。FacebookやTwitterのように広告を貼るのにも限度がありますし、あとは福利厚生の支援サービスとかがくっついていきそうな気がします。何か新しいツールを導入しようというきっかけは今までは営業の方からの情報やググって見つけたサイトの情報を比較したりしていましたが、ビジネスSNS上の何らかのサービスを使って検討するようになっていくのかもしれません。

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