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感情が文字に!? DNPの「DNP感情表現フォントシステム」とは?

今や日常に欠かせなくなったチャット機能。もうこれ以上進化する幅ないんじゃない?と思われていそうですが、先日こんな機能が出ていました。

大日本印刷(DNP)は2018年8月24日、文章の内容や感情に応じてフォントを自動的に判別して表示する「DNP感情表現フォントシステム」を開発したと発表した。SDK(ソフトウェア開発キット)またはWebサービスの形で提供する。チャットボットやSNS、デジタルサイネージなどを開発・運営する企業に向けて提供する。
感情に合わせたフォントで文章を表示、DNPがチャット画面などに組み込めるシステム... - IT Leaders

話題に合わせてフォントが変わる?!

なんと、打ち込んだ話題に合わせて表示するフォントが変わるというシステム!
すごいですね。おそらく最後の方の登録単語に合わせて変わるようなんですが、時代の進化を感じます。

メッセージログが一気にシュールになる

今はパターン、フォントの数なども限られているようですが(現在は12種ほどだそう)
今後は使用者のログを解析していくことにより、さらなる判別精度の向上を図っていくようです。
会話内容によってはひたすらシュールになっていく気がしますが、個人的にこの機能非常に面白いと思っています。
お寿司の話題を出すと絶対TA演芸筆になるの面白すぎませんか??????

使い方と対応サイトによってはバズるのでは?

この機能、リアルタイムでの打ち込み対応のみならず、音声判断や位置情報等も取り入れるともっともっと幅が広がる気がしています。
また、フォントの数がもっと増えた場合、デザイナー同士でのフォント判別クイズなんかもできそうですね!意識が高い!

最近はツイッターのディスプレイネームのフォントを変えて遊ぶ人なんかも出てきていますが、フォント対応の需要というのは一定数ありそうなので(デザイナーに限らずとも、一部女子の人も特殊文字を使って自分のプロフィールを充実させている例もあります。)場合によってはこれから熱が増えていくかもしれないです。

まだ一般リリースは先?

という感じで紹介したのですが、残念ながら使えるのはまだみたいです…。
これからSNSやチャットボット、デジタルサイネージなどに対応した商品開発を進めていくそうなので、更なるブラッシュアップを経たこのサービスのリリースを心待ちにしたいと思います!

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