デザイナーの成果物がふわっとした感じになってきているので一旦書き出してみた

更新日:2017年11月18日

デザインが重要!デザインとイノベーション!AppleやGoogleはデザインがすごい!みたいな話はだんだん当たり前になりつつあって、デザイナーのニーズが高まって求人サイトにたくさんの会社が広告を出していたり、日本では電通・博報堂とうビッグプレイヤーがデザイン会社を買収したり、ここ数年「デザイン良くしよう」みたいな方向へと急速に傾いています。

で、起業家や経営とかやってる人に「良いデザイナーいない?」って相談をされる。で、よくよく話を聞いてみると、それ自分でやれよ案件だったり、UIデザイナーって言ってるけどイラストレーターの仕事だったり、クオリティ求めてるのに給料別に高くなかったり、そもそも何をやらせたいのか考えられてないことが多い。デザイナーいれば何か良くなるみたいな幻想、あとはUIがキレイになればすべてがよくなるみたいな妄想も多い。

それらの原因として、発信力の強いデザイナーや経営者の言った「デザイン重要」が独り歩きしてしまっていることがあると思います。これから僕らのようなデザインに関わるものは、独り歩きしてしまったあとに残された溝やら傷だとかをコツコツ埋めてちゃんとした姿を見せていかなければなりません。

前置きが長くなりましたが、どうしたらこの状況をよくできるかなっていうことで、「最近デザイナーの成果物ってふわっとしすぎじゃね?」と思ったので書き出してみました。

製品が作られ、顧客に届くまで

あらゆるシーンにおいて、製品自体だけではなく作る過程で行っている作業や出来るものを洗い出しました。まだまだあるはず。

事業のフェーズだったり、組織の規模だったり、製品の種類によっては必要のないものもあるけれど、会社全体で見るとデザイナーの成果物ってこんなにあります。これ全部1人でやれますか?やれないですよね。なのでデザインで困っている会社は社内に散らかっているものを整理して、製品の作り方や届け方を見直して、作らなきゃいけないものの優先順位付けをしたら良いと思います。

TECHNICAL CREATORでは上にあげた成果物を作るためのツールやノウハウをこれからも提供していきます。

書き手:小島 芳樹
Webやスマートフォンアプリによるサービスを開発・提供する会社で働いています。
Twitter: @yoshikikoji

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