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マップも参照サイトもすべてを一つに。旅程をひとつにまとめられるアプリ「bitter」を使ってみた。

最近旅行系プロダクトの人気が急上昇していたり、旅にまつわるアプリが続々とリリースされていますね。先日は「行程さん」が便利であるとツイッター等で話題になったりもしました。「旅を予約する」系のサービスもそうですが、しおりや行程・予定作成をするような「あると便利な旅あれこれなアプリ」が増えてきています。今日は「行きたいスポットを、みつけたウェブページから 『旅のプラン』がつくれるアプリ」である、bitterという旅しおり作成アプリを使ってみました。

bitter(ビター)は行きたいスポットをみつけたウェブページから、「旅のプラン」がつくれるアプリ
bitter - ウェブもマップも1つに。旅プラン作成アプリ - https://www.bitter-trip.com/

既存のサービスにはなかった、物足りない部分を補完したアプリ

今までしおりを作りたい。となった時、1番に思いつくのが「行程さん」ではないかと思います。そのためのサービスということで特化しているため、非常に使いやすく人気が高いです。ただ「マップも同時に見れたらなあ…」というわがままがどうしても出てきていました。(これからアップデートしていくのかもしれませんが…)このアプリ(bitter)はその足りなかった「マップでの予定把握」をメインに考えているので、行程さんとはまた違った使い心地になります。

実際に登録し、都内を周るコースを作ってみた

登録画面。SNSを使ってのログインも可能です。ログインをせずに使用することもできますが、結局スポット登録をする際にログインが必要となるので、さらっと様子を見たい方は未ログインでいいかと思います。

アプリ上でブラウザを開き、まとめサイトや公式サイトの情報からスポット登録をしてきます。

登録されたスポットはマップ上に目立つ形でピン付けされ、電車での移動時間(その他にも車・徒歩での所要時間換算もあります。)を表示できます。開始時間や滞在時間の変更も可能で、移動時間を加味して到着時間等も自動計算してくれます。スポットのピン自体にも番号がつくので「こういう順番で周るんだな」という把握はスムーズに行えます。

旅程が完了したら最終プレビュー画面で確認し、その旅程に名前をつけて完成です。後から順番・ルート・滞在時間は自由に変更できます。スポット詳細画面から参照サイトを増減したり、名前の編集も自由です。メモや補足は入れる欄がないため、重要なことはシェアする際のSNS等で個別で伝える必要があります。

シェアするとどうなる?


シェアされるとどういった表示になるのか?試しにLINEでシェアをしてみました。縦書きで日程が羅列され、下の方にURLが共有されています。簡単な旅程(訪問地が2〜3個)程度であれば楽ですが、大規模な旅行になるとちょっと長くなり過ぎになりそうですね…。

率直に良いところと微妙なところ

いいところ

微妙なところ

アプリとしては今ひとつ…でも痒いところに手が届く感じはある。

使ってみての正直な感想としては、まだ発展途上な気がします。マップでルート・時間を把握できることには長けていますが「旅行」がメインというより「日帰りの遊び」や「いい飲食店のシェア」でのルート把握・共有には良いんじゃないかと感じました。Googleマップだけだとルートのみで、詳しい所要時間や参照サイトの管理まではできない。行程さんは詳しい旅程とお金の提示はできるがマップとの連携が今ひとつ…。そこの間をとったサービスかな、と思ったんですがブラウザの挙動や通信状況によっては重過ぎてしおりが作りにくかったり、入場料や詳細はまだ登録できなかったりと、改善点は多くありそうです。
ですが「まとめサイトから直接登録できる」といったところはわざわざブラウザとの行き来を無くしているため、そこの手間は格段に省けていると思いました。まとめサイトが増える一方、ユーザーはしおり作成も目的地検索もスマホで済ませたいという流れがあります。スマホファーストでありながら「しおりの作成を楽にする」という部分では特化している気がするので、これからのアップデートに期待したいです。

今回紹介したbitter。ダウンロードはこちらから

bitter(ビター)は行きたいスポットをみつけたウェブページから、「旅のプラン」がつくれるアプリ
bitter - ウェブもマップも1つに。旅プラン作成アプリ - https://www.bitter-trip.com/
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